iPhoneアプリ開発をはじめよう : 開発環境を準備しよう - Webシステムのツボ
今回は、実際に開発をはじめるにあたって欠かせない、「開発環境の準備」について
ご紹介していきたいと思います。
前回の開発フローの「(1)準備」に沿ってご説明していきます。
1.Macを用意する
2.iOS Developer Programに登録する
3.Xcode(開発ツール)のダウンロード
1.Macを用意する
OS X 10.6(Snow Leopard)以上が搭載されているMacであれば、特に何でも構いません。
開発ツールはOS X 10.7(Lion)に対応したものもあります。
マシン自体は何でもいいのですが、開発を行う場合あまりスペックの低いマシンだと
困るかもしれません。
たとえば、移動があるならMac Book Pro、移動せずオフィスでひたすらコードをガリガリ書くならiMac、
というところでしょうか。
ここは、皆さまの好みで選べばよいかと思います。
2.iOS Developer Programに登録する
こちらのサイトから、iOS Developer Programに登録します。
有効なApple IDが必要なので、既にお持ちの方はそのアカウントをご利用いただけます。
なお、プログラムへの登録には、年額8,400円かかります。
(前回は10,500円と書いていましたが、2011年11月現在では上記の値段になっています。)
また、別のプログラムにiOS Developer Enterprise Programというものがありますが、
こちらは企業内部で使うアプリを開発するときに登録するプログラムになります。
お間違えのないよう、ご注意ください。
手順に関しては、大まかには以下のようになります。
・アップルデベロッパ未登録の場合、登録する
・個人向けプログラムか法人向けプログラムを選択
・個人情報あるいは企業情報の登録(氏名or法人名・住所・電話番号など)
・プログラムの選択(iPhoneアプリの場合は「iOS Developer Program」)
・ライセンスをApple Online Storeのカートで購入
・送信されたメールにある、アクティベーションコードから、デベロッパプログラムを有効にする
3.Xcodeをダウンロードする
プログラムへの登録が完了したら、Xcode(開発ツール)のダウンロードができるようになります。
ちなみに「Xcode」とは...
iOSアプリを開発するときの、統合開発環境になるソフトウェアです。
GUIでUIを組み立てられたり(Interface Builder)、パフォーマンス測定ツール(Instruments)がついていたり、アプリの申請作業が出来たりと、けっこうな優れものです。
iOS Dev Centerにログインし、「Downloads」から、
Downloadを選択すると、ダウンロードが開始します。
(Snow LeopardとLionで分かれていますので、ご注意ください。)
※iOS Dev Centerのレイアウトは変わることがあります。
上記のキャプチャは2011年11月時点のものですので、ご了承ください。
あとはダウンロードしたdmgファイルを展開し、インストーラの進行にまかせていけば
インストールが完了します。
お疲れさまです!これで開発環境の準備が完了しました。
次回は、Xcodeを使ったサンプルプロジェクトの作成や、ビルドの作成についてご紹介していければと思います。
(kenta)
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