2012年2月4日土曜日

ナベショー : LG電子の携帯部門も黒字

スマートフォンへの対応が遅れ、低迷していたLG電子は1日、2011年12月期決算を発表し、携帯電話事業部は四半期ベースで7四半期ぶりの黒字へと転換した。

 通期決算は売上高が前期比3%増の54兆2566億ウォン(約3兆6700億円)、営業利益は7%増の2803億ウォン(約190億円)だった。第4四半期は売上高が13兆8143億ウォン(約9350億円)で、営業損益は231億ウォン(約16億円)の黒字だった。第3四半期は319億ウォン(約22億円)の赤字だった。

 携帯電話事業部は、第4四半期に売上高2兆7751億ウォン(約1860億円)、営業利益120億ウォン(約8億円)を上げた。四半期ベースでは、10年第1四半期以来の営業黒字となった。同事業部は10年12月期に6540億ウォン(約440億円)、11年12月期に3000億ウォン(約200億円)の営業赤字を出した 。

 同社は低価格製品の生産を減らし、高価格のスマートフォンの販売を増やしたことが業績好転につながった。第4四半期の携帯電話端末の販売台数は全体で前四半期を16%下回る1770万台にとどまったが、昨年10月に発売した「オプティマスLTE」などスマートフォンの販売が好調だった。

LG電子の携帯は長く赤字が続いていたが、人事を刷新し、新しいリーダーのもとに立ち直った。
サムソンもそうだが、人事を変えるのが一番の刺激になる。危機感を持たせピリピリした雰囲気にすることがいい。
そういう意味でソニーの社長がやっと変わったが、遅すぎた感がある。あれだけ高給をもらいながら何もしない外国人社長をのさばらせたのは誰だったのか? 
面白いのはキャノンだ。社長を首にして自分がまた社長に返り咲いたが、まあまた別な社長にバトンタッチする前の儀式なのだろうが、こういうことは頻繁にあってもいい。
会社は社長が全権限と全責任を持つべきで、トロイカ主義など通用しない。 

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